(細田議員、小林村長と弥彦村の皆様と。)
彌彦神社は、越後一宮として、古くから「おやひこさま」と呼ばれ、心のふるさと、魂のよりどこ
ろとして多くの人から広く親しまれており、年間140万人が参拝に訪れるようです。弥彦神社の
麓にたたずむ社殿のたたずまいをはじめ大変素晴らしい神社でありました。昨年12月に改訂した
「まち・ひと・しごと創生総合戦略※」において、郷土への誇り・愛着の醸成、地域文化の振興な
どの観点からの「働き方改革を含めたライフスタイルの見つめ直し」を新たに柱の一つに位置づけ
たましたが、弥彦神社はまさに地域の心のよりどころ、地域文化振興の拠点であり、今後も末永く
地域の柱となることを期待しております。
※「まち・ひと・しごと創生総合戦略改訂版」ライフスタイルの見直し
Ⅲ.今後の施策の方向ー2.「地方創生の更なる進化のために」
ー(4)地方生活の魅力の見直し・歴史の発掘・文化の振興 我が国は、働き方も含めて、高度経済成長期のようなライフスタイルを見つめ直 す時期にきている。日本の地方は、豊かな自然、固有の歴史・文化・伝統、特色あ る農林水産物などの魅力が溢 あふ れ、当たり前にあるがゆえに自分たちも気づいていな い魅力もある。また、「ひと」は誰しも自らが生まれ育った郷土への誇りや愛着を 持っている。今後、それらを再発見し、分析・発信するとともに、歴史の発掘や教 育、地域社会での取組を通じて、自らが生まれ育った「郷土への誇り・愛着」の醸 成を図っていく必要がある。また、地域の文化の振興を図っていく必要がある。
弥彦村では、今後外国人観光客も受け入れたいとしていますが、一次産品や弥彦神社などの観光資
源を積極的に活用して頑張っていただきたいと思います。
今回の新潟訪問では、視察とは別に、「にいがた未来フォーラム2017 新知事とふるさと創生」に
パネリストとして参加を致しました。このフォーラムでは、新潟県の抱える課題と地方創生の果た
す役割について、政界、経済界など各分野を代表する、新潟県に深い知見と熱い思いをもたれてい
る皆さんとディスカッションを行いました。本会は田原総一郎氏を司会に、米山隆一新潟県知事や
「里山資本主義」などの著作でおなじみの藻谷浩介氏など豪華なパネリストとなっており、1年半ぶ
りの開催となったそうですが、会場は200人超の盛況でした。
今回は、新潟のもつストロングポイント、広大でかつ平坦な土地があり、農業・水産業などの産業
が盛んで、新幹線、空港、高速道路などインフラが整っている点などを指摘し、そうした強みを
RESASなどを利活用して発揮してもらいたいとの旨をお伝えいたしました。そうした中で、地域の
歴史・文化などを説明するツアーをつくるマーケティングなど、個人・少人数旅行の外国人観光客
を増やす取り組みも重要になってくると思います。
また、東京一極集中の状況の中で、新潟県は特に若者の流出と人口減少が著しいとのことですが、
Uターンを促すために奨学金の創設・拡充や地方大学の振興などのお話をするとともに、地方こそ
車の自動運転を推進していくべく、そうした環境づくりを進めていく必要があるとお話を致しまし
た。
今回の模様は、後日UX新潟テレビ21にて放送されるようです。
3月18日(土)ひる12:00~12:55
3月19日(日)〔完全版〕深夜1:10~3:10
視聴環境にある方は、ぜひご覧ください。